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JAPAN JAM 2010 2日目 その3

17:50 奥田民生
チェックのシャツにチノパンという、いつものことながら信じられないくらいのラフなスタイルでステージに登場。
両肘を抱えて縮こまるというジェスチャーで「寒~い!」感を表しまずはひと笑いとる。
バンドはあらわれず、椅子に座って譜面をめくる姿に、これから始まるステージがひとり股旅であることが分かる。
1曲目は荒野を行く。久々に聴けた。ブルージーなギターがとてつもなくカッコいい。
「まずは前座的な感じで。一人で何曲か」
とつぶやきがてら野ばら、そしてコーヒーと名曲を次々に披露。一般的にはどうか分からないけど、ファンの間では圧倒的に人気の高い2曲。民生なりに相当サービス精神を発揮していたと思われます。
いやしかし、コーヒーという1曲の中で描き出す情景のダイナミックな展開は、何度聴いても、アコギと歌唱のみに削ぎ落とされても、ただただ圧倒的。
あとサーキットのメインスタンドのほうに目をやって「どうせならあっちでやりたかったよね。フハハ。ここ、だってまだ富士スピードウェイじゃないじゃん。その手前だろ」なんていうMCも。確かに、薄々感じてはいた。ここはサーキット手前の駐車場スペース、というのが正しい場所だろう。
そして
「ここから、徐々に人が増えてくんで」
というMCからスカパラから茂木、川上、加藤、沖の4人が登場してイージュー★ライダー投下!スカのリズムを取り入れた新しいアレンジが抜群に心地いい。この2組の相性のよさがこの1曲でよく分かる。
早くもここでサビを観客に歌わせたり、大きく盛り上げておいて、民生+スカパラ4名がここでステージを去る。
戸惑いつつも観客から拍手が湧き起こり、しばらくしてスカパラの面々が今度は全員登場!一気にステージが華やぐ。
そしてここからはスカパラの時間。まさかここで純度100%のスカパラライブが観られるとは!スカパラ目当てで観ている観客には最高だろうし、民生ファン的にも一粒で二度美味しい感じで嬉しすぎ。
スキャラバンから流れるように、ついにあの曲のイントロが流れると、珍しく颯爽とスーツ姿にハットにグラサンの民生登場、オンザマイク!沸き上がる会場。歌いだした瞬間、くらくらするほどカッコいい。個人的にはライブでは初めて観る美しく燃える森。とんでもなく最高でした。
MCでは、一人だけ旧仕様のスーツであることに文句を言う民生に
「俺ら新調しましたから」と谷中が答えたとときに「マジかよ!?なんで新調すんだよ。・・・俺だけちょっと古いって。(お前ら)ゲストだろ」
と、かなりのテンションで愚痴った民生が面白かった。
さらにスカパラ×民生のギター(歌なし)でのBridgeview。民生ボーカルでのジャングル・ブギでは、「ウワーオワーオ」というシャウトが最高にスカパラサウンドと相性がよく、もの凄い熱量を放射していた。ユニコーンが大迷惑を放つときくらいの神がかった爆発感。
そして、ついについに聴こえてきたのは、流星とバラード!

・・・と、この辺で、とてもとても残念ながら、どうしても次のリベルタを確実に最初から目に焼き付けなくてはいけないため(←完全に自己完結しきった使命感)、徐々にモビリタから移動開始。ちょうどモビリタ側のエリアを出るころにラスト愛の讃歌が聴こえてきた。

いろんなセッションの形があると思うけれど、やっぱり民生は誰とどう組んでも、一体感のある、そこにいるメンバー全員が意味のある有機的な絡みを求めていると思う。どこまでもバンドをやりたい人なんだと思う。
そして、あまりにもホームグラウンドである母体が昨年からまた物語を再開してしまったから、このソロ活動のタイミングで別のバンドをやる衝動が起こりづらかったり、というところがひとりカンタビレという奇想天外なアイデアを思いつく一因だったのかもなどと思う。

して、リベルタ。
もうこのセッションだけのために、このフェスをやろうとしたのでは、と邪推してしまうほど(朝礼によると構想4年らしいので絶対違うけど)、恐ろしく重要で、いま日本のロックの中で、もっとも広くインパクトのある出し物じゃなかろうか。

19:00 吉井和哉
開始10分前に到着してもフロントエリアの後方にはまだまだスペースがある。うーん、動員が少ないって、本当に素晴らしい。こんなセッションをこんないい位置で観られるなんて、と開始前から感激。
そして、定刻少し過ぎ、ビジョンにNEXT ARTISTと表示されると一気に歓喜が爆発する会場。
バンドメンバーが登場していき、鳴らされた1曲目はなんとTVのシンガー!!!うわぁ・・・。そして、センターでマイクを握るのは9mm Parabellum Bulletの菅原卓郎。ちなみにあとで公式のレポートで観るまで、この時点で吉井がステージにいてギターを鳴らしていたことに、僕は気付いていなかった。
トリビュートでも思ったけれど、卓郎のいかにもオリジナルを擦り切れるまで聴いてる感じの完コピ型のカバーが素晴らしい。というか、イエローモンキートリビュートはそんな熱に溢れすぎていて、全体的に濃すぎるのだけど。
卓郎が掃け、続いての楽曲のイントロで、フロアが一気に爆発する。ビルマニア。ここからは吉井がボーカル。VOLTのツアーはDVDでしか観られていないのだけど、それ以降の吉井の凄まじくよい状態はこの時点でも健在。凄い吸引力で場を支配していく。
続いてビートルズのカバー、Yer Blues。最近の吉井の洋楽を吉井訳の日本語でカバーするシリーズのいちいちクオリティの高いこと高いこと。この人の詩人としてのちょっととんでもない才能が分かりやすく提示される。
さらにウォーキングマン、シュレッダーと「暗い曲ばっかでごめん。ちょっと我慢して」と言いながら濃厚でヘヴィな楽曲で酔いしれさす。
開放的なONEDAYをまばゆく放ち、ノーパンで再びディープな衝撃で痺れさせたあとは、ついに再びセッションタイムへ。
といっても、この時点でトライセラ吉田のドラムやエマ(!)のギターも堪能しまくれているのだけど。ほんと豪華すぎるだろ、これ。
吉井もカンペを読みながらも間違えそうなほどの大量にして一人一人が超豪華なゲストたちが連続して登場。それぞれのゲストに対して、本気なファンの歓声がたくさん飛んでいたのが印象的。
NCIS生形とテナー&NCISのヒナッチ、バックホーン松田、黒猫チェルシーから澤、そして同じく黒猫の渡辺大知(学生服!)が登場してのパールは神秘的な光に満ちていた。
黒猫の2人はこの曲のみ、名残惜しがるファンの声多数。
「・・・次はもっとスゲーぞ。や、次も凄いですよ!」
と気を使って言い直した吉井だが、確かに次はもっと凄かった!!
続いて鳴らしたのは、LOVE LOVE SHOW!そして、「おねえさん!!」と特大のシャウトでステージにいきなり登場したのは、なんと奥田民生!! 
事前アナウンスのない信じられないビッグサプライズに歓喜爆発の会場。というか、スーツからまたチェックシャツにチノパンスタイルに戻っている(笑)
吉井和哉と奥田民生がステージで並んでハンドマイクで交互に歌っている。というそのシーンだけで、もうちょっとこれは、凄いことだ。
自分のパート以外でも「おねえさん!」というシャウトを無駄に連発する民生・・・。最高すぎる。
曲の終わりとともにあっさりと去っていく奥田民生。
「次の曲はロッキンオンのフェスで、やったときに土砂降りになった曲です」
本編ラストは、再び9mm卓郎登場でバラ色の日々。どのイエローモンキー曲もそうだったけど、この曲では一際大きくフロントエリアでは大合唱が巻き起こる。どうにもバンドが鳴らしてくれないからか、誰もが自分の曲として強く胸に刻んでいることがよく分かる。

そしてアンコール。
吉井、吉田、エマ、とともに登場するのは、最後のゲストフジファブリックの3人。この6人のバンドでいまから音を鳴らすんだ、と思うだけでゾクゾクする。
「紹介します。フジファブリック!」
と吉井が紹介し、始まった楽曲は Four Seasons。印象的なイントロのキーボードからもうなんだか胸が詰まる想いだった。
JAMや楽園やバラ色の日々なんかと同様にイエローモンキーの中でも、普遍的で力強いど真ん中を射抜くロックチューン。全てが神がかった特別な楽曲の一つだ。そしてフジファブリックがイエローモンキーのトリビュートでほぼ完コピでカバーした曲でもある。
「まず僕は壊す 退屈な人間はごめんだ まるで思春期の少年のように いじる喜び覚えたて 胸が騒ぐのさ」
という歌い出しからとんでもなく美しいメロディに乗せて、思春期的な衝動や焦燥や欲望を満載した言葉を紡ぎ「美しい希望の季節を」と最終的に追い求めていく、狂おしい決意を歌う曲。
2番の歌い出し、「まず僕は壊す 退屈な人生さよなら 君に誰よりもやさしい口づけを アンコールはない 死ねばそれで終わり ストレートに行こうぜ 回り道は嫌い」を彼は次のように歌詞を変えて歌った。
「まず僕は壊す 退屈な人生さよなら 君に誰よりもやさしい口づけを アンコールはある ・・・彼は死んでない ストレートに行こうぜ 回り道は嫌い」
このあとの楽曲のなかのブリッジ部分からこの曲は一気に爆発的な衝動を放つのだけど、そのダイナミックな展開の中で、抑えていた感情があふれ出した観客が、どれだけいたことだろう。
さりげない一節の歌詞変更に、吉井の追悼の想いが濃縮果汁もびっくりの濃度で、込められていた。吉井和哉というミュージシャンらしい表現による痛いくらいに温かい、素晴らしい追悼だった。
「もう一度紹介します。フジファブリック!本当はヴォーカルがいるんですが、わけあって今日は来ていません。すぐに帰ってくると思います!」
「今日はちょっと見えてないんですが、志村くんは富士山が見える場所で育ってきたということで、僕も昔静岡に住んでいて、富士山をいつも見て過ごしていたので、こういう場所でライブができて、嬉しいです。ありがとうございます」
というようなMCがあり、
「このフェスのタイトルにもあるこの曲を」
的な流れで、ラストはJAM。JAMがこのフェスの大トリの楽曲だった。
うーむ、いくらでも感想を書きたいところだけど、いろいろと考えていると逆に何も書けなくなる。とにもかくにも宇宙大の果てしなく大きな楽曲。

という感じで、JAPAN JAMという新しいフェスの1回目の2日間を堪能させてもらいました。
というか、本当に予想をひたすらに超えて、いままで参加したロックフェス的なものとは比較できない別の特別感と、他のロックフェスに負けない楽しさを、十二分に得られたとても満足感の高い素晴らしいフェスでした。

動員はきっとかなり悪かったんだろうけど、ぜひぜひ今後も続けていってほしいと思います。
もういまから、来年はこんなセッションが観たい、なんて妄想し始めたら止らなくなりそうで、怖いくらい楽しみなので。

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